週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
ビジネス

大苦戦の渋谷「道玄坂通」で一人勝ちする店の正体 ドンドン店が撤退、ドンキ運営・商業施設の実情

9分で読める
  • 大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト
2/6 PAGES

その通路沿いに飲食や小売のテナントが複数並び、2階にはジムや歯医者、ダンススクール、さらにその上階はオフィスやホテルになっている。 

文化村通りに面した入り口。新たな通路として街の回遊性を高めている(筆者撮影) 

パンパシ本丸の「ドンキ」が2度の閉店で“おドろき”を提供 

同施設の目玉は、パン・パシフィック本丸の「ドン・キホーテ」だ。開業当初はおドろき専門店「ドミセ」としてオープン。「ドン・キホーテ」のPB商品を中心に“おドろき”を届けるという新ブランドだった。 

しかしお客はまばらな状態が続き、2024年4月、店側から「大々的なオープンから1年を待たずして閉店という一番の『おドろき』を提供する事態になりました」という自虐的なリリースとともに閉店した。 

「オープン前に想定していた売上に届かない期間が続いた」と閉店理由を正直に伝えるリリース。渋谷本店との差別化に苦労しているようだ/出所:PPHIのリリース

その後、「キラキラドンキ」にリニューアル。Z世代やSNSを意識したブランドだったが、これもうまくいかず、数カ月足らずで閉店。2回目の“おドろき”を提供してくれた。 

現在は「MEGAドンキ渋谷別館」として営業しているが、やはり客入りは厳しいように見える。

次ページが続きます

3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象