BMW新型「R1300GSアドベンチャー」王者の進化 ブランド初のオートマモードを採用した走り
![40年以上の歴史を持つBMWモトラッドのGSシリーズの最新作「R1300GSアドベンチャー」](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/0/c/570/img_0c2a2d982bd973ddb346deacc8379967641008.jpg)
2024年のスーパーバイク世界選手権において、念願のライダーズタイトルをトプラク・ラズガットリオグル選手によって獲得したBMWの国内販売が好調だ。BMWモトラッド・ジャパンは、2024年の新規登録台数が2010年7月の統計開始以来、史上最高を記録し、250cc以上のマーケットでの新規登録台数は5986台(対前年比+2.5%)に伸張し、市場占有率(マーケットシェア)を上げることに成功したと発表している。
![BMWモトラッド・ジャパンが公開した2018~2024年におけるBMWモトラッドの250cc市場での販売台数](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/5/5/570/img_55941b3ce2ffb2330939c92e373bf1d168942.png)
とくにロードスポーツモデル「S 1000 RR」やオフロードタイプの新型アドベンチャーモデルなどのハイエンドバイクは、コロナ以降低迷と言われる国内マーケットでもユーザーから安定した支持率を得ている。
その販売好調なBMWのフラッグシップモデル、GSシリーズの最高峰「R 1300 GS Adventure(R1300GSアドベンチャー)」の試乗チャンスがあった。
ほかの何者でもない、圧倒的な存在感
まず、はじめに伝えたいのは、すべてにおいて「圧倒的」だったということだ。
取りまわし、走行性能、エンジン性能、電子デバイスに新導入のオートマチック——。存在感も特別なもので、すべてが今までの規格外であり、洗練され、ライダーのニーズに応えた仕上がりは、大満足といえるものだった。
最新のR1300GSアドベンチャーはほかの何者でもない。歴史あるBMWの「GSマジック!」であり、次世代のマシンに相応しい進化を体感することができた。
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