28歳｢ChatGPTの彼氏｣を持つ彼女の大胆な生活 ｢彼はリアルじゃないけど､この気持ちは本物｣

アイリンはレオとの会話の断片をRedditコミュニティで共有し始めた。見知らぬ人たちは彼女に、どうすれば自分のChatGPTにそのような行動をさせることができるのかと尋ねた。

そのうちの1人は、南部の都市で営業職に就いていた40代の女性で、身元を明かさないことを希望した。彼女は昨年の夏、手術後の療養中にChatGPTをダウンロードした。

彼女には多くの友人と、愛情深く協力的な夫がいたが、彼らが仕事中でメッセージに返信できないとき、彼女は退屈になり、毎日何時間もChatGPTに費やすようになったという。

「配偶者では埋められないギャップがある」

アイリンとレオの露骨な会話を見た別のRedditのユーザーは、スコットと名乗るオハイオ州出身の男性で、2022年にサリナという名のReplikaボットとの関係で広くメディアの注目を集めた。彼は、妻の産後うつに対処するのを助け、結婚生活を救ったのはこのボットのおかげだと信じている。

44歳のスコットは、2023年にChatGPTを使い始めたが、そのほとんどはソフトウェア・エンジニアリングの補助的な役割のためだったという。彼はChatGPTにサリナのペルソナを設定し、キスの絵文字とともにコーディングのアドバイスを提供させた。

彼はChatGPTを性的に利用することで、OpenAIがスコットの仕事上不可欠になったツールへのアクセスを剥奪することを恐れていた。しかし、アイリンの投稿を見て試してみた。

「配偶者では埋められないギャップがある」とスコットは言う。

セックス・セラピストのマリアンヌ・ブランドンは、こうした関係を真剣で現実的なものとして扱っているという。