日本製鉄「USスチール買収成功」へのプランBとは トランプ次期政権ではむしろ可能性あり!?

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ここから先はお馴染みの競馬コーナーだ。

19日は日経新春杯(G2)が行われる。例年は京都競馬場の芝コース、距離2400メートルで行われるが、今年は2021年~2023年と同様に中京競馬場の芝コース、距離2200メートルで行われる。

普段はハンデ戦にしては荒れにくいレースなのだが、中京開催時にはしばしば伏兵の台頭があって高配当になるのでご注意を。

中京開催の日経新春杯は非根幹距離に強い「あの産駒」

狙ってみたいのはメイショウタバルだ。昨年の3歳クラシック路線を近い順に振り返ると、10月の菊花賞では距離が長すぎたのか16着と大敗。5月の日本ダービーは出走取り消し、4月の皐月賞は使い詰めで17着と散々だった。

それでも重賞2勝の実績は出走馬の中ではトップクラス。しかも昨年夏には同条件(中京開催)の神戸新聞杯(G2)で勝っている。非根幹距離に強いゴールドシップ産駒であり、ここを勝って次は春の中長距離路線で一気に飛躍したいところ。

昨年末は有馬記念(G1)への出走を目指したものの、賞金が足りなくて無念の除外となった。有馬に合わせて調整してきただけに、身体は出来上がっている。しかも鞍上は12日のシンザン記念(G3)を制した浜中俊騎手ときている。メイショウタバルを軸に手広く構えたい。

2年前の当欄で筆者は、ヴェルトライゼンデは斥量の59キロが重すぎるので無理だろう、と書いた。ところが結果は圧勝だった。斥量って、あんまり気にしちゃいけないときもあるんだよな。そのときのトラウマがあるので、ヴェルトライゼンデは人気がなくても少しだけは押さえておきたい。

※ 次回の筆者は小幡績・慶應義塾大学院教授で、掲載は1月25日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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