魯肉飯は、台湾の屋台で人気の丼料理です。「春水堂」の魯肉飯は、白米の上に甘辛く煮込んだ豚の角煮、煮卵、高菜が載っています。ご飯の量は200g(お茶碗1杯強)以上はありそうです。
労働強度の高い人や育ち盛りのティーンエイジャーには物足りないかもしれませんが、ターゲット層である成人女性にとっては十分のボリューム。

日本でもお馴染みの醤油と砂糖の甘辛い味ではあるものの、しっかり甘くて醤油が濃い。例えると、牛丼の味付けよりも倍ぐらい濃い(ただし塩気は強くない)。
パクリと食べると、八角のオリエンタルな香りが鼻腔をくすぐります。煮玉子も高菜もなんとなくアジアの味つけで、食べなれた味とはちょっと違う異国情緒を感じます。

日本の丼は、白米を具材が埋め尽くしているのがデフォルトなので、食べる前は具材が少なく感じたのですが、肉の味付けが濃厚なのでこれがジャストバランス。
甘辛い角煮を、高菜漬けの酸味でさっぱりさせて、煮玉子がまろやかにまとめてくれます。
具材それぞれの割合も絶妙で、何かが余るということはなく、最後の一口までおいしく食べられました。
台湾のスープシェントウジャンは、酸っぱいスープとおぼろ豆腐のナイスコンビ

食べて驚いたのが、台湾では定番の朝食メニュー鹹豆漿(シェントウジャン)です。
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