吉沢亮「泥酔して隣室侵入」を起こした本質要因 酒の失敗は復活できる、酒に甘い国・ジャパン
酒類メーカーは近年、「適正飲酒」を推進
また、吉沢と契約を解除したアサヒビールは近年、「スマートドリンキング」という新しい飲み方の文化を提唱している最中だ。
「酒を飲む人、飲まない人に限らず、さまざまな人がマイペースに飲める選択肢を広げ、飲み方の多様性を受容する社会を実現する」という理念に基づき、吉本興業のお笑い芸人たちをCMに起用し、適正飲酒を啓発している。
そんなときに、宣伝塔である吉沢が酒のトラブルを起こしたことは、同社にとって大きな痛手だ。周囲に彼の飲み方を止める人はいなかったのだろうか?
そもそも、吉沢が出演していた「アサヒスーパードライ ドライクリスタル」は、「ビールとの新しい付き合い方が広がっている」をコンセプトに、従来のスーパードライよりもアルコール度数を3.5%と低く抑えた「新しいビアライフ」を提案する商品だ。
同商品だけを飲んでいれば、今回のような事態は避けられたのかもしれない……と言いたいところだが、トラブル回避のために飲まずに越したことはないだろう。
酒に甘い国・日本で、酒で失敗した芸能人が復帰できている現状。吉沢の今回のトラブルも、今後起きるであろう同様のトラブルも、こういった背景にも一因があるのだ。
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