「ストロング系」毎日10缶飲んでた男の驚きの出費 「さすがに、詰んでるな…」計算して天を仰いだ
ストロング系1日10缶男、禁酒3年目に突入
先日、電気グルーヴの35周年コンサート「3594」に行った。彼らを見たのは、まだ「ウィズコロナ」というお触れで、観客は声援を上げられなかった2022年の「SONICMANIA」以来、2年ぶりである。ということは、筆者の断酒期間も2年が経ち、3年目に突入したということだ。
「東洋経済オンライン」というマジメなニュースサイトに寄稿した、筆者のアルコール依存症日記「『ストロング系』毎日10缶飲んでた私に起きた異変 悪いのはお酒か、自分の弱さか、コロナか…」を読んだことのある人はすでにご存じだろうが、2年前までの筆者は1日10缶はストロング系缶チューハイ(以下、ストロング系)を飲んでいた。つまり、朝から晩まで酒浸りである。このときまだ30歳にもなっていない。
なぜ、冒頭で電気グルーヴの話をしたのか? 筆者が最後に酒を飲んだのが、その日だったからだ。幕張メッセでドリンクチケットをレモンサワーに交換して1杯飲み、朝方、最寄駅に着いてから、夜ふかししたせいでギンギンに冴えてしまった体を眠らせるため、ストロング系を一気に4缶飲み干した。そして、その日の晩から、睡眠導入剤をラムネのように口に放り込み、それらをノンアルコール飲料4缶分で流し込んで眠る日々に変わった。
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