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インフルに似た「HMPV」中国流行はどれだけ深刻? ヒトメタニューモウイルスには特効薬もワクチンもない

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症状のある人は、咳やくしゃみをするときは口を覆い、石鹸と水で頻繁に手を洗うこと、またコップやカトラリーを他人と共有しないようにし、自宅で療養することが勧められる。

HMPVの症状は、咳、発熱、鼻づまりや鼻水など、他のインフルエンザ様疾患とよく似ている。場合によっては息切れが起こり、それが気管支炎(肺の気道の炎症)や肺炎(肺の炎症)へと進行する可能性もある。

罹病期間は患者の症状の重さによって異なるが、一般的にはインフルエンザと同程度だ。

HMPVは比較的最近になって認知されたウイルスであるため、特効性のある治療法はなく、ワクチンもない。

人類の免疫力はどの程度?

HMPVに感染した患者は、インフルエンザと同様の治療法で対処すること、体が感染と戦う間は自宅で過ごすことが勧められる。

現在のところ、中国で起こりうるHMPV流行の程度とその深刻度について、信頼できる情報源から十分な情報が得られておらず、パンデミックのリスクを正確に予測することはできない。

だが、このウイルスは中国やアメリカなどで、すでに集団感染が起きているウイルスであるため、世界的大流行を引き起こした新型コロナウイルス(COVID-19)のようなまったく新しいウイルスに比べれば、集団免疫力は高い。

(執筆者:ビラル・ラーマン)

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