"ふてほど"に登場「レトロ喫茶」で味わう至福の1杯 「相棒」「下町ロケット」など名作のロケ地を巡る
「デルコッファー」とは、ドイツ語で「スーツケース」という意味で、旅に出たくなるような装飾や、コーヒーにも各地のブレンドがあって、オーナーのこだわりが感じられるお店です。
ここの名物は銅板で焼いた自家製のホットケーキ。その場で調理してアツアツのままいただけます。また、アイスティーやクリームソーダなど、レトロな昭和のグラスで出てくることもポイント。どの写真も絵になることは間違いありません。
姿を消しつつある「レトロ喫茶」
昭和にタイムスリップした「ふてほど」。そのロケ地としては、昭和の香りを残している「昭和レトロな喫茶店」がぴったりでした。
今回ご紹介したような昔ながらの喫茶店は、店内の装飾やクリームソーダなどの喫茶店メニューが「映える」として、若い人たちにも人気が出ています。しかし、残念ながらそういった好影響もむなしく、年々、その姿を消しつつあります。
東京商工リサーチの調査によると、2021年に休廃業・解散した喫茶店の数は、調査を開始した2000年以降、過去最多を記録しました。
その理由として、大手チェーンや「コンビニコーヒー」との競争激化に加えて、物価高や人件費の高騰化も影響しているとのこと。また、コロナ禍を経て、在宅勤務やオンライン商談なども増え、ブームになっている反面、日常使いしている人たちの数は減っているのです。
ロケ地として利用されている喫茶店は、今の時代に貴重な風景を残す遺産ともいえます。できるだけ長く味わいたいものです。
(なお、年末年始は営業日時を変更している店舗もあります。お確かめのうえ、お出かけください)
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