2025年に注目しておきたい「投資信託」厳選9本 「オルカン」「S&P500」で飽き足らなくなったら
既存のインデックスの弱点を補完
そこで、既存のインデックスの弱点を補完するような、新しいタイプのインデックスファンドに目を向けてみることにしたい。その一例が、S&P500指数の全銘柄に均等投資する「インベスコ S&P500イコール・ウェイト・ファンド」(インベスコ・アセット・マネジメント)だ。
過去をさかのぼると、高値更新後の急落時は、構成上位銘柄の値崩れが指数全体に波及している。均等配分にすることで、特定の銘柄による指数全体への影響を回避できる。
「Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)」(日興アセットマネジメント)は逆の発想で、S&P500構成銘柄のうち、「時代のトレンドを反映するトップ10企業」に投資するものだ。話題の銘柄に集中投資したい人に向く。
ひねりを加えるのなら、「Tracers S&P1000インデックス(米国中小型株式)」(日興アセットマネジメント)。米国中小型株式1000銘柄が投資対象の投信で、S&P500と併せ持つことで、米国株式市場をおおむね網羅できる。全世界株式の高配当株版ともいえる「(アムンディ・インデックスシリーズ)オールカントリー・高配当株」(アムンディ・ジャパン)のような投信もある。
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