26年W杯出場濃厚「サッカー日本代表」次の課題 1年の準備期間にどこまで選手強化進められるか

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中国戦勝利直後の森保一監督と選手たち
11月のW杯最終予選・中国戦勝利直後の森保一監督と選手たち(写真:JFA/アフロ)
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サッカー日本代表の2024年を表現すると「雨のち快晴」といえるだろう。

2023年は、FIFAワールドカップ(W杯)2次予選を含む国際試合で、8勝1分1敗の好成績を記録。とくにアウェーでドイツとトルコから4点を奪った試合は、日本代表の森保一監督の掲げる「W杯優勝」という言葉が現実味を帯びたと感じる試合だった。

しかし、2024年1月に開催されたAFCアジアカップでは、3大会ぶり5度目の優勝が期待されたが、グループリーグでイラクに敗れ、準々決勝ではイランに1−2で逆転負けしベスト8に終わった。ピッチ外の理由で主力選手が離脱したことに加え、シーズン真っただ中にクラブを離れてきた欧州組、Jリーグ開幕直前に参加した国内組、共に熱量を持って大会に参加できる開催時期でもなかった。

W杯出場は通過点

この結果で暗雲が垂れ込めたかに見えたが、W杯予選が再開されると日本代表は勢いを取り戻した。2次予選を6勝全勝、得点24、無失点で駆け抜けると、最終予選でも初戦の中国戦で7−0、続くバーレーン戦も5−0で圧勝。オーストラリアとは引き分けたものの、5勝1分でグループCを独走している。

2025年3月20日にホームで行われるバーレーン戦に勝てば、3試合を残して8大会連続のW杯出場が決まる。

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