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森保ジャパン盤石、Jリーグは「復帰組」がカギ W杯予選は佳境へ、24年の日本サッカー界を占う

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2024年の森保ジャパン、Jリーグを展望。

会見での森保一監督
代表監督6年目となる森保一監督。戦術も選手に浸透してきた(写真:JFA/アフロ)

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鳴動する政治。終息しない戦乱。乱高下する市況。その先にあるのは活況か、暗転か――。
『週刊東洋経済』12月23-30日 新春合併特大号の特集は「2024年大予測」。世界と日本の行方を総展望する。
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森保一監督率いるサッカー日本代表の躍進が際立っている。

2023年は8勝1分1敗で、3月のコロンビア戦で敗れて以来、8連勝中だ。この中には強豪国のドイツ、トルコに敵地で勝った試合も含まれており、11月末時点での世界ランキングは、アジアトップの17位に上昇した。

強さの理由として挙げられるのは、海外でプレーする選手の数だ。欧州主要5リーグ(スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア、フランス)の1部リーグだけでも、久保建英、三笘薫ら15人が在籍。2部以下のリーグやオランダ、ベルギー、スコットランドなどの各国リーグを加えれば、海外のクラブに籍を置く日本人選手は150人以上というデータもある。

「奪って素早く攻める」を実践

これにより、世界レベルのプレースピードや強度に対応できる選手が増え、選手層も厚くなった。今では主力選手が数人不在でもチーム力が落ちることがなくなった。

また「森保ジャパン」は18年7月から5年が経過し、監督の掲げる「奪って素早く攻める」というコンセプトを戦術レベルで選手が理解し、ピッチで実践できるようになったことも大きい。

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