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若手力士が台頭 「相撲」戦国時代はなお続くか 霧島、豊昇龍らの大関勢に熱海富士ら若手が挑む

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2024年の相撲界を総展望。

力士、熱海富士と霧島
2場所連続“準優勝”の熱海富士(左)と九州場所優勝の霧島(右)(写真:毎日新聞社/アフロ)

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鳴動する政治。終息しない戦乱。乱高下する市況。その先にあるのは活況か、暗転か――。
『週刊東洋経済』12月23-30日 新春合併特大号の特集は「2024年大予測」。世界と日本の行方を総展望する。
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2023年の優勝は、貴景勝と霧島(霧馬山から改名)が2回、照ノ富士と豊昇龍(ほうしょうりゅう)が1回。霧島と豊昇龍は関脇時代の優勝もあるが、結果的に、今年最後の九州(11月)場所時点の横綱・大関4人が優勝を分け合った。

しかも、6年ぶりに平幕優勝がゼロ。戦国時代が続いた土俵も、ついに安定期に入ったのだろうか。

霧島と豊昇龍には勢いがある。春(3月)場所で初優勝し、名古屋(7月)場所で新大関の霧島は、九州場所で2回目の優勝。組んでよし、離れてよしの万能型の相撲で、力強さが増した。名古屋場所で初優勝して秋(9月)場所で新大関の豊昇龍は、叔父の朝青龍譲りの負けん気の強さが持ち味。同じモンゴル出身で仲のよい霧島の活躍に刺激され、発奮している。

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