まさに「竜虎の戦い」となっている。
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鳴動する政治。終息しない戦乱。乱高下する市況。その先にあるのは活況か、暗転か――。
『週刊東洋経済』12月23-30日 新春合併特大号の特集は「2024年大予測」。世界と日本の行方を総展望する。
将棋界が「藤井1強時代」なら、女流棋界は「里見・西山2強時代」だ。
ここ5年間は女流の8つのタイトルをほぼ里見香奈女流四冠と西山朋佳女流四冠の2人で分け合っており、2人の力が抜きんでている。
将棋界ではこれまで女性で棋士になった例はないが、この2人は奨励会三段という、棋士まであと一歩というところまで上り詰めた実績がある。男性の棋士に勝つことも珍しくない。
ほかの女流棋士からすると、例えば里見がタイトルを持っている棋戦であれば、挑戦者になるためには西山に勝たなければならず、勝てたとしてもタイトル戦で里見が待ち受けているため、タイトル獲得は容易なことではない。
タイトルを2人で分け合う
実際ほとんどのタイトル戦をこの2人で戦っている。1年の間に何局も対戦するため、この両者の対局でのみ現れる戦型が2人によって深く研究されるという現象まで起こっている。
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