「注文が早い」人に共通する人生が好転する"法則" 自分の気持ちを優先できれば、決断は早くなる

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質問するためには、会議中の発言をメモに取り、事前に質問を考えておくなどの準備が必要となります。このように当事者意識をもてば、会議に臨む心構えも変わります

もうそれだけで、行動していると思いませんか?

また、意見を求められたら「特にありません」などと答えずに、感じたこと、気づいたことを積極的に発言しましょう。

質問や感想を口にすることで、その場に参加している人たちに“気づきのヒント”を与えることができます。それは十分、場に貢献する行動です。

当事者意識を持つと、チャンスがやってくる

自分にとっての安心・安全な場所で「意見を述べる」ことができるようになったら、次は別の場所でもチャレンジしてみましょう。たとえば、セミナーや講演会に参加したときに、自分から行動を起こすのです。

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『行動力神メソッド55: 潜在意識に働きかけて「すぐやる人」になる!』(三笠書房)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

私自身、セミナーや講演を行うことがあるのでよくわかるのですが、当事者意識をもって参加している人は、チャンスをつかみやすい人です。

話し手は、笑顔でうなずきながら話を聴いてくれる人がいると、とても話しやすいので、ありがたく感じます。さらにその人が質問をしてくれたなら、より印象に残るもの。

すると、別の場所で会ったときにも、打ち解けて話せるようになるのです。

行動できる人は、ちょっとしたアクションでチャンスをつかみ、チャンスをものにしています。逆にいうと、ささいなことでも、何も行動を起こさないのは、機会を逃しているのと同じです。

この違いは、後の人生に大きな差となって表れます。チャンスをつかみたいなら、小さなアクションでもいいのでとにかく行動を起こすことです。 

一条 佳代 メンタルコーチ、コーチ育成コンサルタント、株式会社Vision Navigation代表取締役、ネクストコーチングスクール代表

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いちじょう かよ / Kayo Ichijo

1971年兵庫県生まれ、京都府出身。高校卒業後、オムロン株式会社に10年勤務し、出産を機に退職。専業主婦として子育てに奮闘する傍ら、2011年より色彩心理の勉強と実践をスタート。カラーセラピストとして活動する中で、潜在意識に働きかけて問題解決や目標達成に導くコーチングの技術と出合い、メンタルコーチの資格を取得。2020年二人の子どもと一緒に京都から東京に拠点を移し、株式会社Vision Navigationを設立。「すべての人が夢を持ち、夢に生き、互いの夢を応援し合える社会に」との理念のもと、ネクストコーチングスクールを主宰、「人気コーチ養成講座」を開講。パワフルなコーチングセッションは「元気が出る、一歩を踏み出す勇気がもらえる、人生が変わる」と、塾生の評判を呼ぶ。また、法人向けに復職支援セミナーやコミュニケーション活性セミナーの研修講師も数多く務める。著書に『「なりたい自分」へ加速する問いかけコーチング』(三笠書房)がある。

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