「注文が早い」人に共通する人生が好転する"法則" 自分の気持ちを優先できれば、決断は早くなる

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私自身も、飲食店などで注文するのは、かなり早いほうです。まわりにいる人たちから「えっ、もう決めたの?」「どうして迷わないの?」と、よく驚かれます。

注文を決めるときだけではありません。

たとえば、タクシーに乗っていて目的地が近づくと、まだ停車していないにもかかわらずクレジットカードを取り出し、精算の用意をします。意識して急いでいるというより、無意識に体が動いてしまうのです。

しかも、自分では自覚がなくて、コーチングの生徒さんと同乗したとき「先生って、せっかちですね」とツッコまれて初めて、気づいたくらいです(苦笑)。

自分の思いを優先できれば、決断が早くなる

注文に時間がかかる人は、あれもこれもよく見えて、目移りしてしまうので、1つに絞ることができません。迷う要因は、他人の目や損得勘定、経済事情、健康意識などさまざまです。

「私だけ違うものを注文して、メンバーから浮いてしまうのは避けたい」

「本当はこれを食べたいけど、ちょっと予算オーバーだな。ぜいたくをしていると、浪費グセがついてしまいそう」

「おいしそうだけど、カロリーが気になる。太ったらどうしよう」

など、ほとんどの場合、まわりの目を気にしたり、まだ起こっていないことへの不安から、自分の本当の思いを制限しています。

しかし、行動力をつけたいなら、自分の思いに素直になってください。行動できる人にならって、注文をすぐに決めてみましょう。自分の思いを優先すれば、決断は早くなります。

まわりの出方をうかがっていると、ますます決断がブレるので、自分から口火を切りましょう。

「じゃあ、私、これにする!」

決して、自分の選択を押しつけるわけではありません。しかし、いち早く宣言することで、まわりの人もオーダーを決めやすくなるという効果があります。

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