2位は北関東を地盤とする戸建て販売のグランディハウス。業績は以前よりも利益水準が大きく落ち込んでいるが、配当は年間32円を維持し続けており、利回りが高くなっている。
配当性向の高さが際立つ
3位は鋳鉄管で業界2位の栗本鐵工所。業績自体も堅調で、今2025年3月期は前期更新した過去最高純益とほぼ同等の水準が続く見込み。今年度からの3カ年は配当性向5割以上の株主還元を目標に掲げ、大幅増配となる1株229円の配当(前期実績170円)を計画している。
4位のエーワン精密は自動旋盤用の固定治具が主力の機械工具メーカー。年間100円の配当を続けており、今期の配当性向は200%を超える。5位の大末建設は着実に増配を重ね、今期の配当性向が5割超える。
そのほか、建設ではイチケン、安藤ハザマも上位に入った。8位の宮地エンジニアリンググループはこのランキングの上位常連銘柄だ。
株式投資をするうえで、配当利回りは重要な指標の1つとなる。過去の業績や配当実績も踏まえ、今回のランキングも参考にしてほしい。
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