あなたの街のイトーヨーカドーが閉店した必然 総合スーパーの非食品売り場にダイソーなど進出
ダイソーは、「脱100円」を進める中で、品揃えが充実し大型化したDAISOに加えて、高価格帯業態Standard Products、THREEPPY、を開発しており、3業態、2業態がセットで出店するようになっている。
ダイソーが重宝される事情
次の表は最近2カ月ほどのダイソーの商業施設出店を抽出したものだが、総合スーパ―系の施設にはセットで出店していることがわかるだろう。これも、かなり集客力もあるし、広いスペースを埋めてくれるテナントとして、総合スーパーにとってはありがたい存在だ。
ユニーの上層階がドン・キホーテになり、ヨーカ堂のアパレル売場がアダストリア(FOUND GOOD)になるのも、同じような流れだ。ニトリデコホーム、ユニクロ+GUのセット出店も増えている。
ヨーカ堂の跡地を多く引き受けたことで、「ロピアの急拡大!」として注目が集まったが、総合スーパーの食品特化という大きな流れは、こうした専門店チェーンに、ちょっとした成長フロンティアを生み出している、ということも注目に値するのではないか。
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