人に注意するとき「好感度を下げない」簡単なコツ イヤなことを面白くするお笑い芸人の思考法
これは、完璧だと思っていた人が弱さを見せることで、「この人もただの人間じゃん」と安心できるからだと考えています。このことから、人は「完璧」には親しみがわかず、「欠点」には親しみがわくということが成り立ちます。
欠点ばかりの天然芸人が、お茶の間で愛されるのはこうした理由です。欠点は隠したり恥ずかしく感じたりせず、さらけ出していくことが大事です。
なので、さっきの質問に「② 仕方ない」を選んだ人は、「好感度が高い人」になります。おめでとうございます!「③ 興奮する」を選んだ人は、ただの変態です。できるだけ自分の部屋から出ないでください。
ちなみに「欠点を見せる」手法は漫画の世界でもよく知られており、漫画のキャラクターを作る際は、必ず「強み」と「欠点」を作るようにするらしいです。そうすると読者はその弱さに親しみがわき、より一層キャラクターに魅力が出るようです(『ワンピース』のゾロが方向音痴なのはそういうことですね)。
人間も同じように「良い部分」ばかり見せるのではなく、欠点をさらすことは魅力をアップさせることに繋がります。
しかし当たり前ですが、欠点ばかり見せているとナメられるし、時によっては信頼を失うケースもあります。
ですから、僕が伝えたいのは「完璧を目指して欠点を一切見せない生き方はしんどいから、少しはさらけ出したらどうかな? それはそれで愛されるんだよ」というものです。
愛されない完璧よりも、愛される失敗です。
嬉しいとき、嫉妬されないリアクション
嬉しいことがあったとき、どんな喜びのリアクションをするかで印象が大きく変わります。人にはいろんな方がいます。他人の良い出来事に嫉妬する人というのは、一定数いるものです。そんな人をいちいち相手にしていたらキリがありませんが、だからといって無頓着にしていると敵を作ってしまいます(イヤな時代だね)。
なので、無駄に敵を作らないためにも、リアクションで笑いにしたり可愛く見せたりして妬まれるのを防ぎましょう。
こんな感じで、「良いことがあった分、悪いことが起きるのではないか」と不安げにリアクションをします。これを使うと場の空気も和むことでしょう。
これは可愛く思われたいときに使うのがオススメです。こうやって「1回の成功で一生分の運を使い果たした」と謙遜している様が愛らしいですよね。
これは「良い出来事」をおかずにしたらご飯を3杯も食べられるといった表現です。「良いことをおかずにご飯を食べる」というのが少し笑えますよね。
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