人に注意するとき「好感度を下げない」簡単なコツ イヤなことを面白くするお笑い芸人の思考法
続いて、好感度が下がりやすい別のシチュエーションを紹介します。
それは、「人に注意したとき」です。誰でも人に注意されるのはイヤでしょう。こういうときこそ、自虐を使って伝え方を工夫する必要があります。
これだと、終わった後に少し気まずさが残ります。自虐を入れましょう。
注意された後に、こんな自虐を言われると気が楽になりますよね。こうした1つ1つの安心感の積み重ねが、好感度の差を生みます。
愛される芸人の共通点
人から好かれたい。可愛がられる人間にどうやったらなれるんだろう。そんな願いを持った方、たくさんいると思います。
基本的にお笑い芸人は人から好かれたり、可愛がられたりしなければ活躍できない職業といわれています。それもそのはず、好感度はウケることに直結しているからです。
例えば、あなたの嫌いな人を思い浮かべてください。その人がおもしろいトークをしたときに、その話で心から笑えますか? 大体の方は「笑いたくない」と思うはずです。反対に、自分が大好きな人がおもしろいトークをしたときには、少々つまらなくとも「笑ってあげたい」と思うでしょう。
つまり、好感度が高いとウケやすくなるといえるわけです。
その証拠に長期にわたってテレビに出ている人は、どこか可愛らしく優しそうで愛嬌のある人が多いはず(ほんのたまに、めちゃくちゃ嫌われて売れる人もいるけどね)。
だからこそ、芸人は日々「どうすれば人から愛されるのか?」と向き合っています。ここでは、そんな愛される芸人が使っている好感度を上げるための考え方を教えましょう。まず、質問をさせてください。
① 恥ずかしい
② 仕方ない
③ 興奮する
ここで選んだ選択肢によって、人からの好感度が変わります。
「① 恥ずかしい」を選んだあなたは、残念ながら可愛げがないと思われてしまいます。そもそも好感度を上げたいのなら、人は他人のどういうところに可愛らしさを感じるのかを知ることです。
実は人間は他人の「弱さ」を知ったときに、その人に親しみを感じます。例えば、仕事先で「何もかもが完璧だと思っていた人」が飲みに行ったときに、「僕、恋愛は振られてばっかりでうまくいったことないんですよ〜」と言ってたらどうでしょうか? 一気に親しみがわくはずです。
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