「住宅ローン金利」どこが安い?銀行別ランキング 金利が上昇しても、"変動一択"と言えるワケ
金利が上がると、家計で最も心配されるのは住宅ローンだ。「住宅ローンはできるだけ借りるな」「変動金利は危ない」だったり、「頭金をできるだけ入れろ」「繰り上げ返済をしないと家計破綻」だったり、ちまたで言われる説は本当に正しいのか。
2024年3月の日本銀行によるマイナス金利解除と7月の追加利上げを経て、この10月に住宅ローンの変動金利がどの銀行でもおおむね0.15%ポイント上昇したことは、記憶に新しいだろう。
従来、変動金利の利率は0.3%台後半だったが、図1のように現在は平均0.45%だ。なお先に上がった固定金利(「フラット35」)は1.86%という水準である。

住宅ローンが”借り得”である3つの理由
何せ17年ぶりの利上げだから、全体の7割以上を占める、変動金利のリスクを声高に唱える風潮も出始めている。最近では不動産価格が高騰中のため、年収に対し背伸びして借り入れる人も多く、こうした見方に賛同する声も聞こえてくる。


















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