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ライフ #Dr.白澤の実践メソッド 100寿をめざす 認知症最新戦略

認知症予防につながる「いつもの食事」のヒント 卵や肉、魚、発酵食品の食べ方と選び方

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  • 白澤 卓二 医学博士、白澤抗加齢医学研究所所長、お茶の水健康長寿クリニック院長
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<質のいいものを選ぼう>

卵の質は親鶏の生育環境に左右されます。理想は、平飼いで自然なエサ(穀物や野草)を食べて育った鶏の卵です。また、エサに有用な成分を混ぜて育った鶏の卵もあります。

ラウリン酸、エルゴチオネイン、オメガ3(系脂肪酸)、ビタミンEなど、さまざまな栄養を強化した卵が市販されています。

肉を食べて筋肉を維持しよう

毎日食べたい必須の食材:良質なタンパク質
(画像:『Dr.白澤の実践メソッド 100寿をめざす 認知症最新戦略)
生命の要となる重要な栄養素
● 不足すると認知機能の低下だけでなく、筋肉が落ちて、寿命も短くなる
● タンパク質を多く含むのは肉や魚、卵(動物性)。効率よくタンパク質がとれるのは肉

高齢になると、活発に動かなくなったり、食が細くなったりするので、食べる量が減ってしまいます。家族もそれが普通と思いがちですが、これは大きな勘違いです。

高齢になると腸から栄養を吸収する機能も低下するので、そのぶんたくさん食べる必要があるのです。日本の高齢者はタンパク質が不足しがちという調査結果があり、肉をしっかり食べるようすすめられています。

加齢とともに筋肉は減少します。高齢期に筋肉が減ると、運動機能が低下して転倒や骨折しやすくなり、そのまま寝たきりになって認知症へと進むケースが少なくありません。

筋肉量の減少を防ぐために必要なのが、なんといっても良質なタンパク質です。

タンパク質はすべての細胞の原料であり、不足すると新陳代謝が低下して、老化が早まってしまいます。タンパク質をしっかりとるには肉がおすすめです。

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