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ライフ #Dr.白澤の実践メソッド 100寿をめざす 認知症最新戦略

「90代前半はジュニア」の施設が大事にする「食」 第一人者の医師おすすめ「毎日食べたい食材」

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  • 白澤 卓二 医学博士、白澤抗加齢医学研究所所長、お茶の水健康長寿クリニック院長
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<ボーンブロスは手作りできる>

牛テール、スペアリブ、手羽先、手羽元など骨のついた肉と、ねぎ、しょうが、にんにく、セロリなどの香味野菜を鍋に入れて、アクを取り除きながら数時間煮込みます。粗熱が取れたらザルなどでこし、できたスープがボーンブロスです。

旨みが濃いので、塩などで味つけしてそのまま飲んでもいいですし、具材を加えてスープにしたり、カレーやシチューなどの煮込み料理に活用したりするのもおすすめです。

ボーンブロスのレシピはインターネットで紹介されていますし、レシピ本などもあるので、ぜひ手作りしてみてください。

野菜や果物は色で選ぶとバランスがいい

毎日食べたい必須の食材:旬の野菜と果物
植物はアンチエイジングに効く栄養素の宝庫
●旬のものほど栄養価が優れている(ハウス野菜より露地野菜)
● 赤、黄、緑、白、紫、茶、黒の7色の野菜や果物をバランスよく取り入れよう
●複数の野菜を組み合わせるといい
(画像:『Dr.白澤の実践メソッド 100寿をめざす 認知症最新戦略』)

老化や病気の予防には、旬の野菜や果物をしっかりとりましょう。

野菜や果物の色や香り、苦み、辛みのもとになる、フィトケミカルと呼ばれる成分は、植物が紫外線や虫などから身を守るためにつくり出した成分です。

その種類は数百とも数千ともいわれ、ひとつの野菜や果物に複数のフィトケミカルが含まれています。フィトケミカルは強力な抗酸化作用があるものが多く、アンチエイジングの強い味方。健康維持や病気予防に役立つことがわかっています。

おすすめはその時季にとれる旬の野菜や果物です。旬の野菜は、ハウス栽培のものに比べて栄養価が優れていますし、価格も下がります。ただ、最近は1年を通して流通する野菜や果物がほとんど。どれを選べばいいのか悩むという人は、色で選びましょう。

<レインボーフーズという考え方>

フィトケミカルは、ひとつだけとるよりも複数を一緒にとったほうが、相互作用を発揮します。そこで、私が着目したのが、食材を赤、黄、緑、白、紫、茶、黒の7色のグループに分けて考えるレインボーフーズです。

複数の色を取り入れることで、異なる成分を効果的にとることができますし、わかりやすいのも魅力です。

ビタミンやフィトケミカルのなかには、加熱すると失われてしまうものもあります。

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