<ボーンブロスは手作りできる>
牛テール、スペアリブ、手羽先、手羽元など骨のついた肉と、ねぎ、しょうが、にんにく、セロリなどの香味野菜を鍋に入れて、アクを取り除きながら数時間煮込みます。粗熱が取れたらザルなどでこし、できたスープがボーンブロスです。
旨みが濃いので、塩などで味つけしてそのまま飲んでもいいですし、具材を加えてスープにしたり、カレーやシチューなどの煮込み料理に活用したりするのもおすすめです。
ボーンブロスのレシピはインターネットで紹介されていますし、レシピ本などもあるので、ぜひ手作りしてみてください。
野菜や果物は色で選ぶとバランスがいい
老化や病気の予防には、旬の野菜や果物をしっかりとりましょう。
野菜や果物の色や香り、苦み、辛みのもとになる、フィトケミカルと呼ばれる成分は、植物が紫外線や虫などから身を守るためにつくり出した成分です。
その種類は数百とも数千ともいわれ、ひとつの野菜や果物に複数のフィトケミカルが含まれています。フィトケミカルは強力な抗酸化作用があるものが多く、アンチエイジングの強い味方。健康維持や病気予防に役立つことがわかっています。
おすすめはその時季にとれる旬の野菜や果物です。旬の野菜は、ハウス栽培のものに比べて栄養価が優れていますし、価格も下がります。ただ、最近は1年を通して流通する野菜や果物がほとんど。どれを選べばいいのか悩むという人は、色で選びましょう。
<レインボーフーズという考え方>
フィトケミカルは、ひとつだけとるよりも複数を一緒にとったほうが、相互作用を発揮します。そこで、私が着目したのが、食材を赤、黄、緑、白、紫、茶、黒の7色のグループに分けて考えるレインボーフーズです。
複数の色を取り入れることで、異なる成分を効果的にとることができますし、わかりやすいのも魅力です。
ビタミンやフィトケミカルのなかには、加熱すると失われてしまうものもあります。
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