「30代で年収が倍になった人たち」がまずやった事 転職せずに年収を増やすにはどうしたらいい?

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【専門性】
まず、「専門性」。これは、“何のプロであるか”を指します。
田中さんは、ある大手IT企業の採用担当者をしている会社員です。
田中さんの専門性は、「エンジニア採用のプロ」となります。
【ニーズ】
DX化の波により、エンジニアの需要は高まっています。そのため採用に苦戦する企業も多く「エンジニアを採用したい」というニーズを持つ企業は多くあります。
【希少性】
田中さんの希少性は「エンジニアの要件定義」にも詳しいことです。
田中さんほど細かく理解している人事担当者は少ないのが現状です。

「将来がわからない」なら今の仕事を極める

こう考えると、どうでしょう。もし、田中さんが、現在勤めているIT企業を退職しても、声がかかりそうだと思いませんか。それこそが「市場価値が高い状態」というわけです。「将来がわからない」なら、今の仕事を極めてみてください。

エンジニア出身でない田中さんもそうでした。市場価値を高めるべく勉強したのです。「MBAを取得する」「難関資格を受験する」といった特別なことをしたわけではありません。自分の仕事を極めることを念頭に、独学で勉強したくらい。

自分で勉強をして、求められるニーズに合わせ、希少性を高めたというわけです。「この先、どうなりたいのか」が見つからない場合は、ファーストステップとして、市場価値を高めるトライをしてみるといいでしょう。その結果、選択肢が広がり、本当にやりたいことが見えてきます。

先述した田中さんは、転職をせずに収入が倍になりました。会社員としての年収が700万円。採用コンサルとしての事業(副業)収入が700万円。そう、オンラインを活用した採用コンサルの副業を始めたのです。

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