年収900万40代美人の「婚活市場価値」切ない現実 それでも「結婚をつかんだ」女性に共通すること

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男性が下方であると、周りの目によって自尊心が傷つき、劣等感を抱き、夫婦間のコミュニケーションに摩擦や軋轢が生まれることにつながる。

「それで、昨年離婚しました。そこから元夫は職を探し出した。離婚してからも職が決まるまでは私の家に居候していたのですが、やっと決まったので、来月出ていくことになりました。だから、私も再婚することを決めたんです」

彼女は、「専業主夫になってくれる男性を探したい」と言っていた。ただ結婚相談所のサイトでは、専業主夫になる男性を探すのは、難しいことを、筆者は告げた。

「入会は考えます」と帰っていったが、その後の連絡はなかった。

バリキャリ女性は結婚できないのか?

では、このような日本社会では、高学歴、高年収のバリキャリ女性は、結婚できないのだろうか?

これも、仲人の経験則からいえば、婚活を諦めずに続けていた女性は、振り幅の狭い下方婚、同等婚、上方婚のどれかで結婚できている。上方婚の場合は、再婚者で別れた妻側に子どもがいるケースが多い。

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前出のきよみも、現在年収900万円の男性と真剣交際中だ。

結婚は10人とするわけではない。1人とすればいいので、お見合いをしていくうちに、確率は少ないが、条件も内面も好きになれる相手と出会えるチャンスは訪れる。

上方婚、下方婚が話題にのぼる昨今だが、婚活に大切なのは、鋼のメンタルを持ち、諦めずに続けることなのだ。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラ

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