年収900万40代美人の「婚活市場価値」切ない現実 それでも「結婚をつかんだ」女性に共通すること

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先にも記したが、年収が1000万円近い、またそれ以上稼いでいるアラフォー男性は、同世代の女性を結婚の対象として見ていない人が多い。それだけの年収があれば、30代前半の女性、ときには20代ともお見合いが組めるからだ。

そこで、少し年齢の幅を広げ、49歳までの男性の申し込みは受けることにして、49歳・年収900万円の男性、48歳・年収850万円の男性、47歳・年収750万円の男性と、3つのお見合いをした。このうち、49歳と47歳にはお断りを出した。

「こちらの質問に一言答えると黙ってしまって、話が続かなかった。時間が過ぎるのをとても長く感じて、座っているのが苦痛でした」

3人の中でも48歳の男性とは「普通に話ができた」というので、「ピンとくるものはなかった」というが、交際希望を出した。しかし、交際になり一度デートしたものの、話がはずむわけではなく、その後、男性側からの連絡も来なくなった。

「もう2週間以上音沙汰がないので、交際終了にしてください」

きよみが筆者に伝えてきた。

結婚したいが見合う相手がいない

冒頭のネットの番組で、「女性の社会的地位が上がり、高学歴、高収入の女性が増えたことで、彼女たちは、そもそも”結婚をしたい“と思わなくなってきている」と見識者たちが語っていたのだが、”これは少し違う“と、仲人をしている筆者は思う。

高学歴、高収入の女性たちも、“結婚はしたい”とは思っている。ただ、自分に見合う相手がいないのだ。

彼女たちは20代、30代と仕事に没頭し、キャリアを磨く。40歳という年齢が見えてきたときに、出産できる年齢のタイムリミットを考え、結婚を急に現実のものとして捉えるようになる。そして、婚活市場に参入してくる。

しかし、年収が自分と同等、もしくは上方の男性は、同世代の女性を結婚する相手として見てはいない。そうした男性たちも、結婚はイコール、子どもを授かり家庭を築くことなので、出産できる年齢の幅が広い女性を選びたいからだ。

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