肝臓から脂肪を落とす「朝のみそ汁」有効な摂り方 医師が解説「やせない人は肝機能に問題あり」

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しかし、忙しい現代人は、朝ごはんを抜いてしまったり、食パン1枚だけで済ませてしまったりと、朝食でのタンパク質が不足しがちです。このような状態で1日をスタートさせてしまうと、1日中代謝の働きが鈍くなり、その結果、太りやすくやせにくいデブ体質へとまっしぐら。

そこで私がおすすめしているのが、朝にみそ汁を飲むことです。

具だくさんのみそ汁を毎朝1杯飲めば、不足しがちなタンパク質が補え、毎朝きちんと代謝スイッチが入るので、体のリズムも整ってやせやすくなります。

タンパク質は、肉、魚、卵、大豆、乳製品のどれか1つに偏らず、できるだけいろいろな組み合わせで摂るといいでしょう。朝であれば包丁を使わず調理できる豆腐や卵、魚介の缶詰などがおすすめ。それらのタンパク質食品に、野菜や海藻、きのこ類などをできる範囲で組み合わせてください。

大切なのは毎日継続すること。できるだけ無理をせず、ラクに続けられるマイ定番タンパク質を、冷蔵庫に常備しておきましょう。

脂肪が溜まりにくくなる
(画像:『肝臓から脂肪を一掃! 医者が飲むやせみそ汁 - 肥満・糖尿病・動脈硬化から便秘まで、丸ごと解決!』より)

腸が整うと、肝臓が元気になる

肝臓と腸に密接な関わりがあることをご存じでしょうか? 肝臓は、門脈という器官を通して腸とつながっています。そのため、腸内細菌の影響をダイレクトに受けることになります。

腸内環境が乱れて増えた悪玉菌が毒素を作り出すと、毒素は血流にのって肝臓に到達し、肝臓の解毒作用によって無毒化されます。毒素が増えれば増えるほど、肝臓は「解毒」に力を注がなくてはならないため、そのぶん「代謝」の働きは低下し、太りやすくなるというわけです。

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