セブン「賛否両論ドーナツ」に見るコンビニの転換 便利なだけでは戦えない時代に突入している
当初は首都圏5000店での発売だったが、10月には群馬県や福島県、栃木県、11月には中部地方にエリアを拡大し、12月には全国店舗での拡大を目指している。本格的にセブン・イレブンの新商品としての期待がかけられている。
さっそく筆者も近所のセブン・イレブンに足を運んでみた。まず驚いたのは、それぞれの値段。メープルは税込140円で、チョコとカスタードは税込160円である。手頃な値段。ちなみに「カスタード」と方向性が似ているミスドの「カスタードクリーム」は税込172円。かなり、競合他社を意識した値段設定であることがわかる。
レジで注文すると、白い紙袋に包んで渡してくれる。特徴的なのは、「砂糖要りますか?」と聞かれること。白い紙袋に砂糖を入れてシャカシャカ振ることで、砂糖をまぶして食べるらしい。
ちなみに、すでにいくつかのレビューでも散見されるが、この砂糖は普通のコーヒー用のもので、もう少し「わざわざ感」が欲しいなあ、と思ってしまった。
「油感」のコントロールがキモ?
さっそく基本となるメープルを一口。まずは砂糖をまぶさずに。
味は「普通にドーナツ」という感じで、美味しい。ほんのりメープルの匂い。ドーナツというよりも「揚げパン」のような食感でもある。
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