「GRヤリス/LBX MORIZO RR」が豹変する新機能 スマホアプリから設定するサーキットモード

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「サーキットモード」が利用可能になるトヨタ「GRヤリス」とレクサス「LBX MORIZO RR」。T-ConnectおよびG-Linkに契約していれば、サーキットモード専用アプリをダウンロードすることで無料で利用可能。GRヤリスはすでに利用可能で、LBX MORIZO RRは2024年中に対応予定
「サーキットモード」が利用可能になるトヨタ「GRヤリス」とレクサス「LBX MORIZO RR」。T-ConnectおよびG-Linkに契約していれば、サーキットモード専用アプリをダウンロードすることで無料で利用可能。GRヤリスはすでに利用可能で、LBX MORIZO RRは2024年中に対応予定(写真:三木宏章)

サーキットからオフロードまであらゆるレースシーンで活躍するトヨタ「GRヤリス」と、レクサスのコンパクトSUVにしてピュアスポーツモデルの「LBX MORIZO RR」。この両車に機能向上が図れる「サーキットモード」が新設された。今回は、そのサーキットモードを試す機会を得たのでレポートしていく。

【写真】新機能「サーキットモード」で本気の走りが楽しめる、トヨタ「ヤリス」とレクサス「LBX MORIZO RR」をチェック!(77枚)

新機能のサーキットモードとは

サーキットモードの概要説明
サーキットモードの概要説明(写真:トヨタ自動車)

今回、新たに設定されたサーキットモードは、車両そのものに新しくパーツを追加したり、変更を加えたりするものではなく、自身のスマートフォンにダウンロードしたアプリケーションソフトを通じて車両の制限を解除したり、エンジン性能を引き上げたり、メーター表示内容を変更したりする機能となっている。

具体的には次の4機能がスマホのアプリで稼働する。

①スピードリミッターの上限速度を高める。
②アンチラグによりターボラグを減少させる。
③シフトタイミングインジケーターの新設。
④クーリングファンの出力を任意で最大化。

①~④はいずれも安全面を考慮し、公道では稼働させることができない。車両が搭載しているGPS発信機器と、スマートフォンのGPS情報とのダブルチェックにより、全国34カ所にあるサーキットの四輪周回コース(ピット、パドックを含む)に車両が位置するとシステムが判断した場合にのみ、サーキットモードの稼働条件が整う。

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