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キャリア・教育 #近視は病気です

「人生100年時代」を乗りこなす子どもの育て方 

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  • 窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO
  • ボーク 重子 ICF会員ライフコーチ/Shigeko Bork BYBS Coaching LLC代表
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ボーク:そうですね、親も正解を知らなくていいと思います。子どもと一緒に考えようというスタンスで、大人も一緒に不思議がるぐらいがいいのかもしれません。

自分の考えを主張するのは悪ではない

窪田:以前、私が子どもたちに対して「白の反対は?」と聞いたら、「ろし」と答えた子がいました。確かに白を反対から読んだら「ろし」。

周りにいた子たちはその回答にあっけに取られていましたが、私が「君の答えはユニークだね!天才だね!」と褒めたところ、黒以外の回答もありなんだと納得した雰囲気になりました。

ボーク:それは最高ですね!

窪田良氏(撮影:梅谷修司)

窪田:自分の考えを主張するのが悪ではないと、周りの大人が示してあげられるといいのでしょうね。

私が日本の小学校に通っていたときに通信簿によく書かれたのは「授業中にしゃべりすぎ」。あまりよい評価をされませんでした。ですが、父の転勤でアメリカの小学校に転校すると、授業中質問すればするほど評価が上がるシステムでした。授業が楽しくなって勉強が大好きになり、今に至ります。

教育環境も大きく変わり、今は「これが正解」が必ずしもない時代。子どもと一緒に親も自分の好奇心の芽を育てると、毎日が楽しくなれますね。

ボーク:そうですね。非認知能力は主体的行動によってもっとも効果的に育まれていくので、好奇心を発揮しやすい屋外は宝の山といえます。疑問に思ったことに対して、「これは何だろう、調べてみよう」となれば探究心に、調べる過程でやり抜く力、調べて見つけられなくても、「また別のことを調べよう」となれば柔軟性につながります。

学校でなくとも、家庭で十分非認知能力を育むことができるのです。

窪田:近視研究が盛んなオーストラリアで行われた研究では、屋外活動は大人の近視抑制にも効果があると報告されました。大人も子どもも1日2時間屋外に出て、心身の健康寿命を延ばしていただきたいです。

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【クリティカルシンキングが役に立つ】

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