米国ではすでに、サンディエゴの拠点閉鎖とボストンでの約850人のリストラが明らかになっていた。米国全体で総勢1000人規模の人員が削減される。それに続く形で、8月には国内での希望退職の募集が発表された。対象には研究開発組織が含まれる。
社内では今回の湘南研究所のリストラを「必然の流れ」とみる向きが強い。数々の改革が行われたにもかかわらず、目立った成果が見えないからだ。
湘南研究所は2011年、武田の創業の地である大阪と、茨城・つくばにあった研究開発拠点を集約する形で誕生した。約1200人(当時)が働く一大拠点となり、グローバル研究体制の中心地になることが期待された。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら