米国ではすでに、サンディエゴの拠点閉鎖とボストンでの約850人のリストラが明らかになっていた。米国全体で総勢1000人規模の人員が削減される。それに続く形で、8月には国内での希望退職の募集が発表された。対象には研究開発組織が含まれる。
社内では今回の湘南研究所のリストラを「必然の流れ」とみる向きが強い。数々の改革が行われたにもかかわらず、目立った成果が見えないからだ。
湘南研究所は2011年、武田の創業の地である大阪と、茨城・つくばにあった研究開発拠点を集約する形で誕生した。約1200人(当時)が働く一大拠点となり、グローバル研究体制の中心地になることが期待された。
この記事は有料会員限定です。
(残り 2615文字 です)
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
【4/30(水)まで】 年額プラン2,000円OFFクーポン 配布中!
詳細はこちらから
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら