アマゾン突然「週5出社義務付け」社内の阿鼻叫喚 週3→週5出勤になって社内チャットは荒れ模様

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(写真:David Paul Morris/Bloomberg)

アマゾンは9月16日、オフィスで働く事務系・技術系の従業員に対し、来年1月から出社を週5日に戻すと通達した。

2023年に定められた週3日の出社義務をさらに引き上げる今回の新規則は、大手テック企業の中では最も厳しい出社再開の決定とみられ、今後広く起こることの前触れとなるかもしれない。

アマゾンの働き方文化は「キツい」ので有名

アマゾンが出社再開の先頭に立っているのは驚くべきことではない。アマゾンはつねに同業他社よりも厳しいルールを従業員に適用し、テック企業によく見られる豪華な社屋や贅沢な社員特典を長年にわたって退け、チームから辞めさせる従業員の人数目標を管理職に与えてきた。

「この15カ月間、週に少なくとも3日の出社に戻ったことで、出社の利点に関するわれわれの確信は強まった」。アマゾンCEOのアンディ・ジャシーは従業員宛てのメモで、アマゾンでは従業員が実際に顔を合わせて一緒に働くことで迅速に動き、企業文化を保つことができていたが、新型コロナウイルスのパンデミック下で従業員数が急増したことから、そうしたものの維持が極めて困難になっていたと述べた。

「世界最大のスタートアップ企業のように運営したい」とジャシーはメモに記した。今回の変更で影響を受けるのは、35万人を超える事務系・技術系の従業員だ。アマゾンにはさらに、倉庫・オペレーション業務に従事する従業員が100万人以上いる。

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