「幸せな家庭」の夢打ち砕く37歳女子のつらい現実 「30代はまだたくさんの見合いが組める」の真相

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「“ご縁“は、目には見えないもの。いつ訪れるかわからない。また、努力が実を結ばないのも婚活なんですよ」という話もした。

学生時代なら勉強を頑張れば、志望校に合格する。社会人になれば仕事を頑張れば、周りが評価してくれる。勉強や仕事は、努力したぶんだけ成果に結びつく。また、入試や就職試験、資格試験などは日にちが決まっており、そこに照準を合わせて勉強の計画を立てることができる。

「ところが、婚活はゴールが見えないんです。努力してもそれが空振りしてしまうこともある。ゴールが見えていないからこそ、息切れしてしまうんですね」

自己肯定感を上げることが大切

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だからこそ、婚活がうまくいかなかったら、現在の活動の仕方を見直し、相手の条件を広げてみる。疲れていたら、まずは気持ちをリセットする。自己肯定感を上げるために、自分をほめる。

そして、弱音を吐ける相談者を見つけることが大切なのだ。そのために仲人の筆者がいることも告げた。

「どういう人が結婚できているのか。それはあきらめずに出会い続けた人なのですよ」と言うと、えいこに少し笑顔が戻った。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラ

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