今回は誰にでもまねしやすそうな、3つのコツに絞って紹介する。
未来工業式「仕事を早く終わらせるコツ」を賢くまねして、まずは残業時間を減らすことから始めてみてほしい。
未来工業式「仕事を早く終わらせる」3つのコツ
退社時間が早い未来工業では、仕事の優先順位のつけ方が明確だ。今日すべきことと、明日でも間に合うことを見極めるには、いい意味で「あきらめる力」が必要になる。今日すべきことが終われば、上司が残っていても先に帰る習慣づけから始めたい。
未来工業では、伝票処理から製造業務まで、5分単位で業務のムダを減らすことが習慣づけられている。就業時間が短いから効率化が進むわけだ。まずは、「5分のムダを6つ集めれば30分の自由時間が生まれる」と考えて、取り組んでみてほしい。
社員の中には、水泳教室への子どもの送り迎えを、終業時間後の予定に組み込む人もいた。子どもを待たせるわけにはいかないから、仕事の効率も自然と上がり、定時退社を習慣づけやすいと考えたからだ。家庭の用事以外の予定でもOK。
どうだろう? 上記3つのうち、明日からまねできそうなことがひとつは見つかっただろうか?
仮にまねはできても、成果自体が出るには、少し時間がかかるかもしれない。どうか焦らずに、未来工業をまねてコツコツ続けてもらいたい。
次回は、「日本一多い」ともいわれる、同社の年間休日140日について紹介する。
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