堀江貴文「これから日本の生産性は上がるはず」 働くとはお金を「稼ぐ」ではなく「使う」ことだ

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これは子供の頃に1000円もらってプラモデルを買って作っていたのと同じで、大人になって5億円のプラモデルを買えるようなものです。それって、すごく楽しいじゃないですか。

当然、会社に利益をもたらさないといけませんけど、利益を出して会社から信用を得て、自分のやりたいことができるようになったら、あとはもう会社はATMみたいなもんですよ(笑)。僕はまだ年間5億円とかだけど、森ビルの人なんて、ビルを建てるのに数千億円も使ってますよね。堀江さんはどうですか?

堀江「最近、CTスキャンを買った」

堀江貴文(以下、堀江):僕は逆にそれしかやってこなかったから。

高橋:そうですよね。堀江さんは好き勝手やってますよね。ロケットを作ったり、ラジオ局を買ったり……。

堀江:純粋に儲けのことだけ考えると、同じことをずっと続けていた方が稼げるんですよ。

高橋:そう。だから、お金はもう稼ぐ時代じゃなくて使う時代なんです。

堀江:そういえば、最近、CTスキャンを買いました。ロケットのタンクを作るときに円周溶接をやるんですけど、それがめちゃくちゃ難しい技術なんです。そして、溶接した部分が圧力に耐えられるかどうかを非破壊検査しなきゃいけない。そのために産業用のCTスキャンを買いました。

高橋:今、堀江さんがしゃべっていた時の表情って、10歳の子供がプラモデルを作っていて楽しいと喋っているのと同じような表情でしたよ(笑)。

堀江:あと、ロケットを飛ばす時に海上を監視するために監視船を出さなきゃいけないんだけど、海が荒れていると監視船を出せないんです。でも、それで打ち上げられないということになったら嫌だから、「じゃあ、(海の荒れを空から見るために)飛行機を買うか」って飛行機を買いました。

それで、1500万円くらいの中古のセスナを買ったんだけど、買った時はちょっと嬉しかったな。あと、消防車も買った。ロケットエンジンの燃焼試験中に火災が発生した場合、消火するためにポンプ車が必要なんです。それで、払い下げの消防車が売られていたから「じゃあ、買うか」って。

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