堀江貴文「これから日本の生産性は上がるはず」 働くとはお金を「稼ぐ」ではなく「使う」ことだ

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高橋:消防車を買うって、子どもの夢だよ。本当に。そういえば僕も入社6年目くらいの頃に、衝撃映像を作る番組をやっていたんです。で、僕は風呂が大好きだから、軽トラを買ってその後ろの荷台に風呂を作って、日本一周して絶景で風呂に入るという企画を作りました。富士山の見えるところで風呂に入るとか。あれは楽しかったなあ。

――2023年3月発表のデータですが、転職した理由の1位は「収入」です。高橋さんは、ABEMAの収入だけを比べると転職前より増えているんですか?

高橋:ABEMAに入る時に「テレ東と同じくらいはいただきたい」とお願いしたので、トントンくらいじゃないですか。

――「GO」の代表でクリエイティブディレクターの三浦崇宏さんが1年前に「高橋さんは1年後に年収6000万円くらいになっている」って言ってましたけど。

高橋:年収6000万円も行くわけないじゃないですか(笑)。僕がやってるユーチューブチャンネルは持ち出しが多いんですよ。

堀江: 大変ですね。ちゃんと見たことはないけど。

高橋:大変です。ちゃんと見なくても、全然、大丈夫です。

バリバリ働きたい人にはいい時代になる

――でも、登録者数がもう80万人を超えていますよね(2024年7月時点)。

高橋:80万人を超えているんですけど、僕らのチャンネルは基本的に無料なんです。お布施みたいなサブスクチャンネルもやってますけど、そっちには動画をほとんどあげていない。メディアを作って広めるって大変ですよ。

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堀江:でも、日本の生産性はこれから上がっていくはずなんですよ。日経平均株価が4万円を超えたのは、日本でもちゃんと株主のほうを向いて経営している経営者が多数派になったからだと思います。それがわかってきたから、外国人投資家が日本の株を買っているんです。

団塊の世代の経営者たちがどんどん退場してきているので、比較的まともな経営感覚を持った人たちが増えている。それで、収益力が上がっている。だから、今後は社内でも給料格差が出てくるんじゃないですか。

高橋:逆にいえば、バリバリ働きたいという人にとってはいい時代になっているということですよね。

堀江 貴文 実業家

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ほりえ たかふみ / Takafumi Horie

1972年福岡県八女市生まれ。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。現在は宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」「マンガ新聞」のプロデュースを手掛けるなど幅広く活動を展開。有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持ち、2014年には会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」をスタート。『ゼロ』(ダイヤモンド社)40万部超、『本音で生きる』(SBクリエイティブ)30万部超などのベストセラーがある。近著に『10年後の仕事図鑑』(落合陽一氏との共著、SBクリエイティブ)など。

Twitterアカウント:@takapon_jp
その他詳細はHORIEMON.COM

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