また、ぶつけたときの応急処置としては「冷やすこと」が一番だ。
「ひびや骨折の痛みの主な原因は、骨からの出血(内出血)です。冷やすことで内出血が抑えられます。ハンカチなどでくるんだ氷を患部に当てるといいでしょう。直後は痛みが激しく、通常の湿布では効きにくい。市販の痛み止めの飲み薬もほとんど効果は期待できません」(菊池医師)
実は菊池医師もぶつけていた…
夜間にぶつけた場合、救急外来にあえて行く必要はなさそうだ。病院でもやることは「冷やすこと」と「テーピングの固定」くらいだからだ。
実は菊池医師も最近、部屋の柱に足をぶつけ、痛い思いをしたという。
「すぐに持っていた飲み物で冷やしました。以前も同じ場所にぶつけたことがあるので、柱の角にやわらかいスポンジを巻きました」(菊池医師)
思い当たる人はこうした予防策はもちろん、家の中で慌てずに行動することを肝に銘じたい。
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