次世代エコカーが競演する東京モーターショー

反攻する日系メーカー

 

 

「合言葉は“Fun to driveagain”、そして“Never give up”だ」(トヨタ自動車の豊田章男社長)

12月3日から一般公開が始まった東京モーターショー。東日本大震災やタイ洪水という天災、そして長期化する円高と逆風が続く自動車業界にとって、モーターショーを反撃の契機にしたいという思いは強い。今回は24年ぶりに東京で開催、10日間で80万人(2009年開催の前回は13日間で61・4万人)の来場を見込む。

過熱する燃費競争 トヨタはPHVに注目

「3年以内に(軽自動車から中・大型車までの)各カテゴリーで燃費トップを目指す」。11月30日の報道関係者向け公開日、ホンダの伊東孝紳社長はそう宣言した。会場では同日発売の新型軽自動車「N‐BOX」を披露。

これを皮切りに、660ccから3・5リットルクラスまでエンジンを刷新、新開発のCVT(無段変速機)も順次新型車に搭載する予定だ。“エンジン屋”ホンダのメンツを懸けた宣言といえる。

ガソリン車でも燃費性能1リットル当たり30キロメートルの時代に突入。各社の燃費競争は一服するどころか、さらに過熱している。

ダイハツ工業は前回のモーターショーに続き、2気筒エンジン搭載車(スポーツカー「D‐X」)を公開、実用化が近いことをうかがわせた。2気筒は振動などに難点があるが、熱効率が高く燃費に効く。対してスズキは、従来車より100キログラム軽量化、空力性能を高め、32キロメートル/リットル以上というコンセプトカー「レジーナ」を出品した。

 

人気記事
トピックボードAD
  • 湯浅卓「トランプ政権の真実」
  • 井手隊長のラーメン見聞録
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
携帯料金は4割下がる?<br>「高い」の根拠を徹底検証

菅官房長官の「4割下げられる」発言の数値的根拠は正当か? やり玉に挙がるキャリア3社の携帯通信料金の解明に担当記者が挑む。結論は「高いとはいえないが、キャリアは儲けすぎ」。取られすぎと感じる人必読の渾身リポート。