(第25回)発展可能性を持つ独立した中小企業

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第1は、大企業が大株主になっていない会社だ(表の左から3社)。取引銀行はメガバンクもあるが、地銀や商工中金、そして、政策金融公庫もある。販売先は多岐にわたる。

第2は、大企業の関係会社である(表の右から2社)。ここには、デンソーの関係会社を示した。取引銀行はメガバンクだけで、地銀も政策金融公庫もない。販売先は、ほぼ系列に限定される。

この二つのグループは、技術的な意味での生産活動の実態は変わらないのだが、事業活動の自由度がかなり違うと考えられる。

なお、ここに出ているのは優良企業である。だから中小企業の典型とはいえない。その意味でサンプルセレクションバイアスがあることに注意が必要だ。

表に示した企業に協豊会の会員企業はない(ただし、同会会員に中小企業がいないわけではない。例えば、会員企業である大橋鉄工の資本金は、8000万円だ)。


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