"スポーツドリンク風"はこんなに危険!

日常的な飲用にひそむ、これだけのリスク

同様の症状が出る日射病は、太陽光による炎天下での運動や作業に伴う脱水が主な原因です。

これらの熱中症を予防するためには「暑熱順化」と「適切な水分補給」が大切です。

暑さに体を慣れさせる

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暑熱順化とは暑さに体を慣れさせること。夏の気温は一気に上昇するので、実際に暑さに慣れていない梅雨明けの炎天下で熱中症が頻発しています。

人の汗腺は200万~500万あると言われていますが、すべての汗腺から発汗されているわけではなく、地域や環境によって大差があります。そのうち日本人の能動汗腺(発汗されている汗腺)は230万前後だと言われます。

もちろん個々の生活習慣によって変わってきますが、能動汗腺の数は幼少期に決まってしまうので、暑熱順化では汗腺の質を良くして活性化させることです。

暑熱順化は、高温活動下による体温上昇を感知してタイミングよく発汗させることと、体液量を増やして水分喪失に備える働きもあります。

暑熱順化に導く最も効果的な方法は、運動習慣を作って汗を出す機会を多くすることです。温浴やサウナによって毎日汗を出すことでも効果がありますが、運動による発汗を促した方が効率的に早く達成します。

汗腺が活性化すると、汗に伴うミネラル(ナトリウムやカリウムなど)の損出を防ぐことができます。サラサラした汗になって体液バランスが崩れにくくなるため熱中症予防に有効です。

暑熱順化は1週間~10日ほどで充分に効果を発揮するので、今からでも遅くありません。

脱水の予防について、通常は喉が渇いた時点で軽度の脱水になっていることが多いので、炎天下ではもちろんのこと高気温や高湿度の時には、喉が渇く前に少量ずつの水分補給が大切です。

特に高齢者では口渇する反応が鈍くなっている場合があるので意識的な水分補給が必要になります。

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