しかし、そのときにやるべきことは、「ほらね、やっぱり!」と言って、元の形に戻すことではなく、「仕事の内容や、やり方を見直すこと」でしょう。
別に元の形に戻したっていいのですが、それよりも大事なのは、自分からやりたい人が出てくるように、活動そのものを変えること。それをやらないと、おおもとの問題はいつになっても改善されないからです。
活動した人には「プチご褒美」を!
「PTA=嫌なもの」という負の意味づけをやめるだけでなく、さらに、もう一歩踏み込んでもいいかもしれません。
「PTA活動をやらないと、罰が与えられる」のではなく、「活動をやると、いいことがある」というプラスの意味づけに変えてみるのです。
たとえば「ポイント制」も、本来のそれと同様、「ご褒美」制にしてみてはどうでしょうか。ポイントが貯まらない人に罰を与えるのではなく、ポイントを貯めた人には「運動会や卒業式でちょっといい席に座れる」などといった「プチご褒美」を用意するのです。
「罰則」も「ご褒美」も、“自発性を促す”という意味ではあまり推奨すべきものではないかもしれませんが、少なくとも「ご褒美」にしたほうが、「PTA=嫌なもの」という意味づけがされない分、ちょっとはいいと思うのですが……、いかがでしょうか。
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