腰痛はうつ病の兆候か?--メンタルヘルス問題が腰痛を引き起こす可能性も


腰痛は、重いモノを持ったり運んだりしたことからではなく、メンタル面から身体に出る。つまり、心身双方の健康を目指さないと腰痛はよくならない。現代の腰痛の多くは、そうしたことを踏まえた治療対策が必要になる。

腰痛はうつ病の危険信号

腰痛とうつ病の関連は、あまり世間的には、取りざたされていない。しかし、ストレスから腰痛の多くが発症しているとすれば、腰痛はうつ病に至る危険信号という面もあるのではないか。

原因不明な腰痛になったとしたら、メンタル面で何かあったかをチェックする必要がある。それを取り除かないと、メンタル面でより重い病気になる危険性がある。

多くのメンタルな病気の発生には、社会的な環境が要因のひとつになっている。つまり、時代的なストレスを検証していく必要があるのではないか。病巣は複数でひとつではないかもしれないのだが、時代的な問題は避けて通れないといえよう。“明日は今日よりも悪くなる”という時代は、人間の心身を蝕むとはいえないか。

企業は社員たちのメンタルな病に本気で取り組め

国の政治、とりわけ経済政策は適切に行われているのか。1950年代の高度成長期には、うつ病も自殺も少なかった。企業の経営政策は適切に行われているのか。これもやや怪しい限りである。そうした社会心理面から、原因不明な腰痛やうつ病などメンタルな病の群発現象をとらえ直すことが求められる。

メンタルな病の病巣は何か--。「時代」という、どうにもならないものが横たわっている。したがって、解決は困難という見方も出てくるわけである。だが、病巣を時代や社会環境のせいだけにしても問題は解決しない。むしろ、問題解決を放棄することになりかねない。

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