ゴリラになるゲームが収益160億円、何が面白い? 海外を中心に大人気、遊んでわかった魅力を解説

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Gorilla Tag
ゴリラになって森などの箱庭世界で暴れまわる『Gorilla Tag』の魅力とは?(画像はSteamより)

ゴリラになれるVRゲーム『Gorilla Tag』が海外でかなりの人気を集めている。

2021年にリリースされた本作は、2024年6月時点で収益が1億ドル(約160億円)を突破しており、デイリーアクティブユーザー数は100万人、累計プレーヤー数は1000万人にもなるという。日本ではあまりプレーヤーが多くないが、それでもすごい人気だろう。

なぜ、ゴリラになれるといった奇妙なゲームが人気なのか? 実際に遊んでその魅力を確かめてみた。

腕を振り回して移動する癖のあるゲーム

『Gorilla Tag』では、プレーヤーは脚のないゴリラになる。そして、左右の腕を動かしたり地面を叩くように移動したりするわけだ。VRゲームは両手のコントローラーで操作するのが基本となるので、それに応じた移動方法となる。

当然ながら、この移動方法は難しい。最初はよちよち歩きの赤ちゃんのようになり、なんとか道を進んで、苦労しながら崖を登るようになる。

しかし、慣れてくると慣性をつけてすごい勢いで動き回ることが可能になるうえ、壁をぴょんぴょんと飛び登り、自由に木と木を渡るゴリラになれるのだ。

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