りえ:今回解説した「電話では、いつもより『明るい声』で『ゆっくり』話す」そして「相手が落ち着くために、時々『低めの声』を混ぜる」という2つのポイントをいつも忘れないための「コツ」があるんです。
Sさん:それは何ですか?
ポイント3 お子さんやペットの写真を見ながらしゃべる
りえ:これは、よくコールセンターでオペレーターの仕事をしている人がやっていることですが、机の上に「お子さんやペットの写真」を張って、それを見ながら話すようにするんです。
Sさん:確かに、小さな子どもに話しかけるときって、おのずと「明るい声」になりますよね。
りえ:その「原理」を応用するんです。小さな子どもに話しかけるようにすることで、自然と笑顔になって「口角も上がる」。それで「声も明るく」なる。聞くところによると、オペレーターさんのデスクには、お子さんやペットの写真が張ってあることが多いそうですよ。
Sさん:あと、電話では「早口」になる傾向にあるので、早口を直すにもいい方法かもしれませんね。
りえ:そうですね。お子さんやペットの写真を見ながら話すと「早口じゃなくなる」というメリットもありますよね。小さな子どもに話しかけるときって、おのずとゆっくりの口調になりますよね。
Sさん:その「原理」も応用できるわけですね!
りえ:Sさんも、可能であれば、何か自分が「自然と笑顔になる写真」をデスクに張ってみてはいかがでしょう?
Sさん:彼女の写真なんかデスクに張ったらドン引きされちゃいますよね(笑)。では実家で飼っている犬の写真にします!
りえ:独身のSさんの場合は、ペットや動物の写真が無難でいいかもしれないですね。
今日のレッスンのまとめ
ポイント1 いつもより「明るい声」で「ゆっくり」話す
ポイント2 時々「低めの声」で話すと、相手が落ち着く
ポイント3 デスクにお子さんやペットの写真を張って、それを見ながらしゃべる
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次回は「ぎこちない初対面の相手とも必ず話が弾む『質問力』」です! お楽しみに!
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