熱帯夜にも快眠をもらたす「調整メシ」とは?

ポイントは体温を「上げてから下げる」こと

毎日ぐっすり眠れていますか?(写真:naka / PIXTA)

今の時期は熱帯夜が続き、疲れているのに眠れない夜を過ごしているビジネスパーソンが少なくないでしょう。

不眠症に悩まされると、昼間の仕事中に睡魔が襲ってきたり、集中力が続かなかったり、何かと悪循環が続きます。この不眠症サイクルから抜け出す「調整食」はあるのでしょうか?

快眠の秘密は「体温」にあった!

人が眠くなっていく過程には、実はあるパターンがあります。そのカギになっているのが「体温」です。日常生活で眠くなるタイミングを思い出してみましょう。睡魔は疲労や満腹感によるものと思われがちですが、そこには「体温の上昇と低下」というカラクリも隠れているのです。

朝の通勤や、昼間の外回りからオフィスに戻った時、猛暑から一転して、涼しい環境に入ります。この直前まで、人の肌表面も体内も、温度が高めの状態です。そして室内に入ると、皮膚から冷気を感じて、だんだんと体温も下がり始め、心地よくなってきます。

そしてこの時にこそ、睡魔が襲ってくるものと考えられています。オフィスに戻ったとたん、「しばらく一休みしたい!」と思うのは、自然の摂理だったのです。

昼食後の睡魔にも同じことが言えます。人は食べるとエネルギー補給ができて、体温が上がるようにできています。食後20~30分経つと、満腹中枢が刺激されて食べる行為をやめ、しばらくすると体温が下がっていきます。この時に心地よくなって、眠くなるのです。

また昼食に血糖値を上げ過ぎた場合や、辛いものや熱いものを食べて、汗だくになってしまった時は、急激に体温も上がっているので、昼食後、数時間におよび「今日は眠くて仕方がない……」という状態に陥ることになります。

次ページこのカラクリを逆手にとると…?
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