有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス

金は、供給横ばいだが、新興国中心に需要拡大は続く--ワールド ゴールド カウンシルの森田隆大・新代表に聞く

5分で読める 有料会員限定
2/4 PAGES

中国やインドが新興国としてどんどん力をつけてきた。この両国は文化的に金と近く、可処分所得が増えてくるにつれ、金を買う量が増えていった。

--供給面の変化はあるか?

鉱山の生産量はほとんど変わっていない。新しい鉱山の発見もあまりない。その結果、価格レベルはじわじわと上がっている。この傾向は根本的に大きく変わる方向性にはない。現在金利は世界中どこでも低い。

特に実質金利はマイナスの状況なので、実質金利が大幅に上昇したときに、比較要素として金にどういう影響を与えるかは考えるべき要因だ。しかし、米国の場合、今後2年くらい金利上昇は考えにくい。欧州も同様だ。

より根本的には、金利が上昇してくる際は、景気は一般的によくなっている。とすると、株式や債券もよくなる。金は株式などの伝統的資産と違った動きをすることが多く、株式の魅力が上がり、安定性が高まると、金の役割は減っていくことになる。

--米ドルと金の関係は?

たとえば、長期間をとったときに、すべての期間でドルと逆相関かというと、そうではない。ただ、長期的に見たときに、ほぼそういう関係は成り立つ。短期投資の場合は、ドルとの逆相関が成り立たないこともあるが。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数