病院が「患者さま」と呼ぶのをやめ始めた深い事情 横行する「カスハラ」看護師の手を舐める患者も

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指針ではペイシェントハラスメントを9パターンに分類し、具体的な例も挙げた。それが以下の図だ(※外部配信先では閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。

病院への「出入り禁止」も明記

暴力型に対しては、行為者から危害を加えられないよう、一定の距離を保つなど、安全確保を最優先し、診療時間内なら担当部署に連絡、保安員や複数職員が駆け付けるとともに、迷わず110番するとしている。

セクハラ型については録音・録画による証拠を残し、病院職員や患者・家族に事実確認をしたうえで、加害者に警告。執拗なつきまとい、待ち伏せに対しては、病院への出入り禁止を伝え、繰り返す場合には、弁護士や警察に相談するとしている。

権威型への対応としては、土下座を強要されても正当な要求を越えた範囲であるため、応じなくてもいいとしている。

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