「お金に働いてもらう」を知る人が真のお金持ちだ 汗水たらして働くだけが社会貢献の方法ではない

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大富豪になるために、またはFIREを達成するために「投資家マインドに一気に切り替える」のが成功する秘訣です©戸塚真由子、蒼井アオ
汗水たらして労働しないと、社会に貢献できないのではないか。人として世の中の役に立てないのではないか。そう考えて投資家になることを躊躇する人もいるかもしれません。
資産構築コンサルタントの戸塚真由子氏は「社会貢献したければボランティアではなく正しく投資すればいい」と言います。戸塚氏の著書でどんな教科書や講演からも学べない「最強のお金の教養」がわかる1冊『1年で億り人になる』を漫画化した『漫画 1年で億り人になる』よりお届けします。
(※記事末尾に漫画ページへのリンクがあります)

お金が自分の代わりに社会貢献する

断言します。

投資することも社会貢献になり得ます。

投資の方法が正しければ、投資金は誰かの賃金となり、さらに生産された商品を誰かが利用します。

たとえば、ある男性投資家が行っているカンボジアの農業投資のケース。

彼は投資によって約2100人の雇用を生み出していますし、無農薬の食物を作ること自体が、現地では相当な社会貢献になります。

カンボジアをはじめ、発展途上地域でボランティアに従事する仕事もあります。社会貢献を目指して、そのようなボランティア活動を志す方も多いでしょう。

けれど、もっと別の視点もあるはずです。つまり、投資活動こそ、レバレッジが効いた効率的な社会貢献になり得るのです。

大きなお金を投資することにより、お金が自分のかわりにボランティアをしてくれて、自分一人でボランティアするよりも大きな社会貢献になっていきます。

また、農業投資のケースでは、最近は海外でのオーガニック農園が人気です。

発展途上国の一部には、西洋文化が入っておらず、一度も農薬を使ったことがない農地が存在します。そのような土地でオーガニックな農産物を作って、海外へと輸出していく。それはグローバル社会全体を巻き込んだ社会活動になっています。

そのように、投資対象が実際に「物(ブツ)」になっているものを「現物(げんぶつ)投資」と言います。現物投資は、億万長者たちの基本とも言える投資方法で、拙著『1年で億り人になる』でも詳しく解説しています。

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