東京メトロ東西線一部運休「代行バス」輸送の裏側 14バス事業者が集結、見慣れぬ京急バスも登場

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東西線の代行輸送を行う都営バス(東陽町にて、筆者撮影)

さる5月11~12日に、首都圏の交通網で大規模な輸送計画が実施された。東京メトロ東西線・南砂町駅工事に伴う一部区間運休で、振替輸送が行われたのである。

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駅間停車を減らす、列車遅延の防止を図るのが目的

この工事は混雑が激化する東西線において、ラッシュ時間帯に駅と駅の間で先行列車待ちの停車を避けるために、南砂町駅のホームと線路を改良し、1面2線から2面3線に許容量を増やし、駅間停車を減らそうというものである。南砂町駅は地下駅で建設されているため、改良工事を行うには相当な期間と手間がかかる。今回は工事が進行し、線路を切り替えるために利用状況が落ち着いている土日を狙って実施されたものだ。

この2日間は、同線の中野―東陽町間と西葛西―西船橋間のみで電車の運転が行われ、途中の東陽町―西葛西間は、終日にわたって電車の運転は行われなかった(西葛西―葛西間は区間列車を運転。葛西で西船橋駅方面行きに接続)。

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