「見える金融」は広がるか、鎌倉投信の100年計画

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同社によると、「いい会社」の選定基準は、人材を活かす会社、循環型社会を目指す会社、類を見ない技術やサービスを提供する会社、の三つ。人・共生・匠がキーワードだ。

「結い2101」の投資先は現在約30社。投資家から集めた純資産総額は7億円だ。新井氏は投資先を見つけるため、これまで300社近くを訪問。目指すのは投資家に100年間支持される長寿投信である。そのため「地味だが安定的に収益を上げる企業を選ぶ」がモットーだ。

もう一つの特徴、それは「金融の見える化」である。現在、国内で人気の公募投信は、多くがグローバル債券など海外資産へ投資する投信。為替ヘッジを組み合わせるなど複雑な仕組みの金融商品も多い。


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